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除夜の鐘が盛況のうちに終了しました
本年度の除夜の鐘も盛況の内に終了しましたので、報告させて頂きます。本年度も多くの参拝者の方々にお越し頂きました。運営にご協力くださいました長川寺世話役の皆様には厚く御礼申し上げます。
首都圏では鐘の音が「騒音」として苦情が寄せられる例もあり、少し寂しく感じます。長川寺は太平洋戦争中の昭和17年(1942年)に万治3年(1660年)鋳造の大梵鐘が強制譲渡させられました。それから再鋳造されるまでの17年間、長川寺から鐘の音が消えていた歴史があります。
そのような歴史を踏まえると長川寺の鐘の音は平和の象徴と捉えることができるかもしれません。平和の世だからこそ聞こえる鐘の音をこれからも守り伝えていきたいと思います。
長川寺住職 拜
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