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地元テレビ局の番組撮影に協力しました

先日地元のテレビ局である笠岡放送局が番組制作の為に来山され、資料撮影に協力しました。今回は市内寄島町の郷土史についての番組との事で、番組側からの要望により長川寺の歴史書である『長川寺由緒記』を公開しました。

『長川寺由緒記』は元文二年(1737年)に仏教学者として全国で活躍した万仭道坦(ばんじんどうたん)和尚の筆によるもので、江戸中期までの長川寺の歴史が記された貴重な書物です。本書は万仭道坦和尚の稀少な肉筆として『曹洞宗全書』にも収録されています。

長川寺の歴史は地域の歴史であり、このような稀少な書物が300年もの時を越えて現存している事実は檀信徒の皆様を中心とした人々の長川寺に対する助力の証でもあります。今後も積極的に地域の文化保存、継承の為に積極的に協力して参ります。

長川寺住職 拜

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