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長川寺の上空に美しい日暈が現れました

作務をしていた正午ごろ、長川寺上空に日暈が姿を現しました。全国的には珍しい現象ではないようですが、その美しい姿にしばし見とれていました。

禅の教えではこの様な円形は円相(えんそう)と呼称され、欠ける所がない真理の象徴として重要視されています。曹洞宗大本山永平寺を開かれた道元禅師も「山々の姿が仏の姿であり、谷川のせせらぎが仏の声である」と自然への畏敬と自然と共に生きる事の重要性を説かれました。

巨大な円相とも捉える事のできる自然の美しさから、改めて自身の足元を見つめ直す良い機会を頂きました。

長川寺住職 拜

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