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長川寺三十一世一周忌法要と彼岸法要を厳修しました


長川寺三十一世大規正明大和尚の小祥忌(一周忌)法要と彼岸法要を厳修させて頂きました。空模様が懸念されておりましたが、法要開始前と法要解散後は雨も降らず気遣いの人であった正明大和尚の心配りを思い起こさせる一日となりました。法要に御参加・御供養申し込みをくださいました皆様方に深く感謝申し上げます。

三十一世大規正明大和尚は中学校教諭として戦後復興の数十年間地域に奉職されましたが、経済的事情のある家庭の生徒には御本尊様のお供えを下げて夕食に家族で分けるように隠して渡していたと教え子の方から聞かせて頂きました。長川寺も戦争からの復興途上にあり、地域全体が不足の時代に行動された正明大和尚を一僧侶として深く尊敬致します。現在、長川寺はその理念を受け継ぎ、社会福祉活動を始めています。

三十一世大規正明大和尚と檀信徒皆様のご先祖様が繋いで下さった長川寺とその教えを次の世代へ渡す為に精進します。

長川寺住職 拜

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