本堂
長川寺本堂は創建当時より応仁の乱や山崩れにより幾度も消失し、その度に再建されてきました。 現本堂は十二世徳雲重憲(とくうんちょうけん)和尚代の元禄17年(1704年)に再建された物です。
ご本尊は釈迦三尊像として釈迦如来、他に文殊菩薩・普賢菩薩を安置し、
中国禅宗の開祖である達磨大師や寺院を守護する大権修利菩薩(だいげんしゅりぼさつ)なども納められています。
正面に掲げられている「長川寺」の額は曹洞宗中興の祖とも呼ばれる禅僧、月舟宗胡(げっしゅうそうこ)による書です。
毎日各種法要を中心に国家鎮護や世界安泰、人々の安寧といった様々な祈りが捧げられています。