庫裡
現在の庫裏は二十三世虚庵俊霊(こあんしゅんりょう)和尚代の天保14年(1843年)に遠山林蔵等を棟梁に迎え再建された物です。
虚庵俊霊(こあんしゅんりょう)和尚は紀州、現在の和歌山県出身でありそのご縁から建材には紀州ヒノキが多用されています。
この紀州ヒノキは和歌山県から岡山県玉島港経由で搬入されました。
外観は三十一世大規正明(だいきしょうみょう)和尚代に改修されましたが経年劣化で内部の損傷が激しかった為に
三十二世大道義範(だいどうぎはん)和尚代の平成24年(2012年)に修繕され往時の風格を取り戻しました。